こんにちは、伝統芸能大好き桧家大津の河野です。
寒かった3月も終わり、新年度到来!桜の季節ですね🌸
満開の時期も終わりかけ花びら舞い落ちる大阪日本橋の国立文楽劇場へ行って参りました。

『義経千本桜』お聞きになったことはございますか?
源氏の繁栄と平家の没落、兄頼朝から疎まれて落ち延びていく九郎判官義経の壮大な物語です。
いつも古典芸能を観劇するときは着物を着るのですが、今回は演目に因んで「桜🌸」の帯、帯留めは「小鼓」の絵です。

🌸🌸🌸舞台は桜満開の「吉野山」(奈良ですね!)🌸🌸🌸
義経の恋人静御前(しずかごぜん)は女だから連れて行けないと義経に置いてけぼりにされたのですが、山道険しい吉野山へ追っていきます。
警護のお供は佐藤忠信、いや実は、忠信に化けた狐🦊です。
綺麗な✨静御前が義経から託された小鼓の皮が狐🦊のお父さんとお母さんの皮(!)なんです。
親恋しさに静御前に付いてきている、というファンタジックな舞踊劇です。
そう、人形が躍るんです。✨静が後ろ向けで投げた扇を忠信(=🦊)が見事にキャッチしますよ。本性を現した狐🦊の人形も登場します。
物語を語る太夫は5人、三味線も5人、10人とも桜色の肩衣と袴です。床ユカ(太夫と三味線方の並ぶ台)も賑やかで華やかです。

デーン!弁慶(義経の家来)です。小学2年生の男の子位の大きさがあります。
弁慶と一緒に写真に納まりたくて自撮りでもがいていたら職員の方が撮ってくださいました(笑)
少しでも多くの方が文楽をご覧になるといいなぁ