こんにちは、伝統芸能大好き桧家大津展示場の河野です。
伝統芸能の他に美術鑑賞も好きで、京都はもちろん東京の美術館へもよく足を運びます。
先日、東京に住まう末娘を誘って、カーシェアで車を借りて葉山御用邸近くの山口蓬春記念館へ行って参りました。
山口蓬春て誰?⇒皇室一般参賀でガラス越しに皇室の方々の後ろに見える赤や黄色に色付いた「楓」の杉戸をご存知でしょうか。
あの絵を書いた日本画家です。
蓬春の自邸を記念館として一般に公開されています。
几帳面な性格が伺えるアトリエは生前のままに設えてあり、丸で今にも庭から戻ってきた蓬春が書き出すかのような臨場感がありました。
その庭は広くて一年中四季の花がいつも咲いていて製作の元になるスケッチをしていたんだろうなと想像します。
が、これだけの庭の維持管理は大変な様子も見て取れました。
自邸の2階からは海も見え、歩いてすぐ近くの葉山の御用邸ともつながっている浜からは富士山も見えます。
素敵な環境の中で数々の名作が生まれたんだなと、自邸ならではののどかな鑑賞が出来ました。
日ごろ離れて暮らす娘とドライブしてお喋りして食事して楽しく過ごしました。
追記:ETCカードを抜き取るのを忘れて車を返してしまい、後でとても面倒くさいことになりました(^^;)
皆さまも車を借りた時にはご注意ください。